2020年 09月 29日
またまた多和田さん |
久しぶりに、4月1日以来ですから、ほぼ6か月ぶりに名古屋に
出かけました。
ジュンク堂書店と三省堂名古屋店を懐かしく歩きました。
なんか一冊をと思い、手を出したのが、多和田葉子さん。
日本という国が沈没して、移民状態になった主人公が母国語を話す人を
ヨーロッパの中で探す旅。
そして彼女が新しい言語を開発するという物語。
言語を、使える言葉を発明するという発想がとんでもない。
深い知識に裏付けられた実験が国を超えた冒険に飛ぶ、素晴らしいとしか
いいえない多和田ワールドは健在です。
本の名前は「地球にちりばめられて」。
そしてもう一冊、年とってボケてもいいという内容の面白本でした。
ソファに寝転んで楽しみながら読みます。さあ!
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by kazuyan0024
| 2020-09-29 11:47